おしゃれな部屋の作り方。3つの重要ポイントとインテリア実例集
おしゃれな部屋に憧れるものの、実際どう作ったら良いかわからない人は多いはず。部屋作りの基本から、人気のテイスト別にポイント、参考にしたいテクニックなど一挙紹介!おしゃれな部屋作りの第一歩。基本の“き”を押さえましょう
快適かつおしゃれな部屋作りについて解説していく前に、まずは部屋作りの基本をご紹介! 空間の生かし方、配色、照明の3つが気にすべきポイントです。
ポイント1
部屋を広く見せるなら、家具は低いものを選ぶ
まずポイントになるのが、家具の高さ。部屋のサイズによっては、高い家具ばかりあると圧迫感が出やすく、リラックス空間というイメージからかけ離れてしまうことがあります。高い家具を使う場合は1点~2点に絞ったり、低めの家具で揃えたりすると、空間をより広く演出できます。
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ポイント2
ナチュラルカラー+ポイントカラーで自然な空間に
全体をブラウンやホワイトなどのナチュラルカラーでまとめて統一感をも持たせつつ、好きな色を1~2色に絞ってポイントで取り入れると、カラーバランスが取れた部屋になります。色モノはラグやカーテン、クッションなどで取り入れると好バランスです。
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ポイント3
部屋に合わせて照明の光をセレクト
部屋の印象を大きく左右する照明も押さえておきたい重要ポイント。オレンジっぽい暖色系の光は、温かくリラックスした雰囲気をもたらすためナチュラルテイストの部屋におすすめ。青っぽい寒色系の光は、クールな印象を演出できます。
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どれがお好み? おしゃれな部屋を作る5つのテイスト
おしゃれな部屋の事例とともに、代表的な5つのテイストをご紹介。それぞれのスタイルに合わせたインテリアの配置や色使いなど、部屋作りのテクニックを見ていきましょう。
テイスト1
北欧スタイル
シンプル&ナチュラルが基本の北欧スタイル。ホワイトやブラウンのナチュラルカラーをベースとし、グリーンを取り入れた温かみのある空間が魅力です。クッションなどのファブリックでカラフルな色を取り入れるとより北欧らしく仕上がります。
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テイスト2
西海岸スタイル
アメリカの西海岸をイメージしたリラックスムード漂う開放的な空間が特徴。海を連想させるサーフアイテムやブルーを随所に散りばめるのがポイントです。ネイティブ柄のラグやヴィンテージ調の家具も相性が良く、こなれた雰囲気あるおしゃれ部屋が叶います。
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テイスト3
ブルックリンスタイル
もともと倉庫や工場が多く集まっていたアメリカ・ニューヨークのブルックリンをイメージしたブルックリンスタイル。ブラウンやレンガ色、ブラックなどダークカラーをベースにした配色で、アメリカンヴィンテージの雑貨やブラックアイアンを使った武骨な家具、レンガ調の壁紙などを使ったインテリアを取り入れるのがポイントです。
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テイスト4
アジアンモダンスタイル
東南アジアのリゾートホテルがモチーフのアジアンモダンスタイル。現代的なスタイリッシュな雰囲気とエキゾチックなアジアンテイストをMIXした空間が魅力です。ブラウンやダークブラウンの家具をベースに、観葉植物やラタン(藤)や竹などを利用した家具、木製の雑貨を取り入れて、ラグジュアリー感とリラックスムード溢れる空間に。
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テイスト5
塩系インテリア
ホワイトやグレーを基調とし、装飾の少ない家具やインテリアでまとめたシンプルな雰囲気が男性の間でも人気な塩系インテリア。代表的なアイテムは、マットなウッド、ホワイトやブラック、グレーなどの無彩色の雑貨、コットンなどのざっくりとした質感のファブリックなど。全体的にインテリアは少なめにし、生活感を出さないように意識するのがコツです。
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ぜひ参考にしたい! おしゃれな部屋の好サンプルを集めました
ここからはぜひ参考にしたい、おしゃれな部屋のお手本的事例をご紹介します。空間をうまく活用した配置、小物使いや配色のコツを見ていきましょう。
事例1
壁紙DIYで叶えたブルックリンスタイル
打ちっ放しのコンクリート風の壁紙を貼ったDIYに注目を。ブラウンの床と壁紙に合わせ、ダークブラウンのソファやブラウンのローテーブルなど、色味を暗めのトーンで揃え、ブルックリンスタイルに仕上げています。ちなみにテーブルは、すのこをDIYして作ったモノ。ヴィンテージ感たっぷりで良い味を演出しています。
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事例2
ウッド×観葉植物で北欧インテリアに
白壁と木目調のフローリングの組み合わせがナチュラルな部屋に、ブラウンの家具を並べて温かみのある北欧風スタイルに。シンプルなインテリアのアクセントとして、ところどころに観葉植物を取り入れているのもポイントです。
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事例3
ブルーを効かせた爽やか西海岸風
ゆったりとしたソファをメインに、ブルーのアイテムを取り入れて開放的な西海岸風インテリアに。部屋の大半を占めるラグにブルーを取り入れることで、見事に海辺のカフェをイメージさせるような雰囲気を作り出しています。デニム製のクッションも好相性。
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事例4
アンティーク調に仕上げたこなれリビング
レンガの壁がアンティークなムード満点。ブラウンベースで統一されたインテリアに、ブルーのソファが存在感を放ちます。全体を低めの家具で揃えることにより開放的な空間を演出している点もGOOD。
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事例5
ホワイト基調にグリーンをMIXして明るい空間を実現
白を基調に明るいトーンの家具やインテリアで揃えたナチュラルな雰囲気が魅力の好例。ラグにはライトグレーを採用し、程良い部屋の引き締め役に。また観葉植物の取り入れ方にも注目を。テーブルに飾ったり、上から吊るしたり、さまざまなアレンジでバランス良く取り入れています。
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1人暮らしの方はこちらを! おしゃれな1ルームのお手本5選
続いて1人暮らしの代表的な間取りである、1ルームのおしゃれなインテリア事例もご紹介。コンパクトなスペースならではの家具選びや狭く見せないひと工夫など、おしゃれ部屋のためのお手本にしたいスタイルを集めてみました。
事例1
クールさと温かみが両立した塩系インテリア
コンクリート打ちっ放しの壁や白ベースのベッドリネンなど、塩系インテリアのお手本的といえるあっさりスタイルです。ただ、その中にどこか温かみを感じさせるのは、さりげなくコーナーに配置したグリーンや、ヴィンテージ感のあるウッドテーブルのおかげ。このクールさと温かみのある雰囲気の絶妙なバランスが、インテリアに独特の洒落感を漂わせています。
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事例2
北欧インテリアを黒の部分使いで男っぽく引き締め
白、ライトグレー、ウッドと、北欧スタイルらしい明るめの色使いが印象的。さりげなくイエローのベッドボードで、カラーアクセントをプラスしているのもおしゃれです。さらに特徴的なのは、ランプやハンガーラックなどの小物に黒やモノトーンをセレクトしている点。この黒の効果で、やさしいイメージのインテリアにほんの少し辛口な男らしさが加わり、スタイリッシュな印象に。
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事例3
シックな色と程良いミッドセンチュリー感が大人好み
フロアランプや『ジョージ・ネルソン』の壁掛け時計など、ミッドセンチュリースタイルを感じさせるアイテム使いが光る落ち着いた空間です。ベースとなる主な家具も、合わせてシックなダークブラウンで揃えることで、全体に統一感のあるインテリアに。どの家具も小物も主張が強すぎないサイズやデザインなので、ワンルームでもゆったりと余裕のある雰囲気に仕上がっています。
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事例4
ナチュラルで明るい色使いで居心地の良さを実現
ウッドの家具や白を中心としたベッドリネンやカーテンが爽やかな雰囲気をアップ! 日当たりの良さや、極力物を減らすことで広々と開放的な空間を作っています。シンプルなインテリアでも物足りなさを感じないのは、アンティーク風のラグやポップなクッションなどの柄アイテム使い。ベースがシンプルだからこそ柄のポイント使いが効果的です。
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事例5
黒×ウッドで作る男前な西海岸スタイル
黒のレザーソファを中心に、ラックやテーブルなどは黒やウッドの組み合わせで、どこか男らしさを意識したかっこいいスタイルです。流木やネイティブな小物で、カリフォルニアテイストを演出しているのに注目を。黒のラックでベッドを半分目隠しするという技も、スペースの限られた1ルームで生活スペースを分けたいときにおすすめ。
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取り入れるだけでセンスアップ。おしゃれな部屋作りに欠かせない5つのアイテム
具体的にどんなアイテムを取り入れたら良いのでしょうか? ここでは大型の家具ではなく、比較的取り入れやすく、部屋におしゃれな雰囲気も演出できるアイテムをピックアップしました。
アイテム1
フロアラグ
デザインもサイズも豊富なラグは、全体に敷いて部屋の統一感を持たせたり、部分的に敷いてアクセントにしたり、部屋に合わせていろいろなアレンジが楽しめます。ラグの色や柄によっても部屋の印象がガラリと変わるので、部屋の模様替えにはマストです。
アイテム2
間接照明
壁や天井に光を反射させて照らす間接照明は、柔らかな明かりで落ち着いた空間を作るのはもちろん、おしゃれな雰囲気も演出する優れモノ。特にリラックスしたい寝室などで効果的に取り入れたいものです。大きめの間接照明を壁伝いに置いて横に光を広げたり、小さなものを複数並べてインテリアオブジェのようにディスプレイしたり、お気に入りの1つを見つけて取り入れてみてはいかがでしょう。
アイテム3
ファブリックパネル
ファブリックパネルは、布が木製パネルに取り付けられたもので、北欧では一般的なデコレーションアイテムです。サイズや柄、カラーが豊富に揃うので部屋の雰囲気に合うものも見つけやすいですよ。壁に飾ったり、家具の上や床に置いたり、飾り方も自由自在。
アイテム4
観葉植物
インテリアテイストを問わず、取り入れやすくておしゃれ感を演出できる観葉植物。部屋の雰囲気が明るくなるのもうれしいポイントです。種類によってサイズは大から小までさまざまなので、部屋のスペースに合わせて最適なものを選びましょう。インテリアの主役として大きな1本を配置したり、小さな鉢植えを窓辺に複数並べたり、小型植物を吊るしたり、飾り方もいろいろ楽しめます。
アイテム5
アロマディフューザー
香りも部屋作りにおいて意識したい要素。そこでおすすめしたいのがアロマディフューザーです。香りによって、リラックスムードを高めたり、フレッシュな空間を演出したりできるので、お好みの香りを見つけてトライしてみては? 見た目におしゃれな点もGOODです。
こだわり満載。おすすめのインテリアブランド5選
インテリア好きやこだわりたい方におすすめしたい、著者のおすすめブランドをピックアップしました。ちょっと差がつくアイテムが見つかります。
ブランド1
『カール・ハンセン&サン』
創業から100年以上のデンマークの老舗ブランドで、多くの有名デザイナーの名作を製作してきたことで知られています。ブランドのアイテムはすべてデンマーク完全生産品。高いクオリティとトレンドに左右されないデザイン性で世界中にファンを多く抱えるブランドです。
ブランド2
『カリッジマーケット』
ラタンなどの天然素材を使った手作りのアイテムが魅力の『カリッジマーケット』。アジアンモダンインテリアに合わせやすいものが多く揃っています。またヴィンテージアイテムも多く取り扱っており、他にはないアイテムが見つかるはず。
ブランド3
『ジャーナルスタンダードファニチャー』
人気セレクトショップ「ジャーナルスタンダード」が提案するインテリアブランド。男前なアイアン家具やリメイク家具、ヨーロッパを中心とした各国からセレクトしたユーズド家具など、豊富なラインアップで男女を問わず支持されています。
ブランド4
『ア・デペシュ』
「パリのアパートメントの一室」をコンセプトとしたオリジナル家具・雑貨を手掛ける京都発のブランド。性別や年代を問わないユニバーサルなデザイン性が人気で、アイアンとウッド、ファブリックとウッドといった異素材使いの新鮮なアイテムが揃っています。
ブランド5
『マルニ木工』
“100年後も定番として使われる家具”作りをコンセプトに掲げている、広島発のブランドです。その言葉通り、トレンドはもちろん、合わせるインテリアや世代さえ選ばない家具デザイン、品質の高さ、加工の緻密さにはジャパンクオリティのプライドが感じられます。
お手頃価格で探すなら。コスパ抜群のインテリアブランドもチェック
おしゃれなインテリアが欲しいけど価格は抑えたい……そんな方におすすめしたいインテリアブランドがこちら。お手頃価格かつ使い勝手の良いアイテムが揃うので、部屋の模様替えやDIYも手軽に楽しめます。
ブランド1
『ニトリ』
家具からキッチン小物や寝具まで、“お値段以上”のアイテムが幅広く揃うと人気の『ニトリ』。便利でリピーターの多い収納家具はもちろん、インテリアの要となるソファやベッドなど大物家具も機能的と愛用者は多数です。最近では家具を取り扱わない、キッチン用品やカーテンなどを揃えたホームファッション専門店『デコホーム』も展開しており、気の利いたインテリア小物を探すならこちらも見逃せません。
ブランド2
『イケア』
北欧・スウェーデンで生まれた世界最大の家具メーカー『イケア』の魅力は、なんといってもおしゃれなデザインの家具がリーズナブルに手に入るということ。家具はすべて自分で組み立てる方式なので、多少の手間は掛かりますが、北欧ブランドらしいシンプルモダンなウッド家具が多数揃います。90日間返品可能であったり品質保証が長かったり、アフターサービスの良さも人気の一因でしょう。
ブランド3
『無印良品』
シンプルライフやナチュラルテイストが好みなら、『無印良品』のインテリアアイテムがおすすめ。シンプルでもチープさがなく、落ち着いた印象の家具や小物が充実しています。温かみのある木の家具をはじめ、アイテムはナチュラルなホワイトやブラウンがメインとなっているので、他の家具や雑貨とも合わせやすいのも◎。プチDIY感が楽しめる「壁につけられる家具シリーズ」は、ちょっとした模様替えに人気です。
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ブランド4
『ノーチェ』
こだわりのデザインが手を伸ばしやすい価格で楽しめると、インテリア好きからの支持が高い『ノーチェ』。ブランド名はイタリア語でウォールナットや、その色自体を意味する言葉。その名の通り、ウォールナットやオークなどの無垢材を使用したどこか懐かしく温かみのある家具が中心となっています。
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ブランド5
『ウニコ』
『ウニコ』という少し変わったブランド名は、イタリア語で“唯一の”、“ユニークな”という意味。人がそれぞれ自分だけの部屋を作ることができるように、という願いが込められています。その名にふさわしく、『ウニコ』の家具はベーシックな中にもシックなファブリックで差をつけたり、素材感に少しこなれた風合いを出していたりと、さりげないこだわりが見られます。それでいて価格やサイズ感、デザインのバランスが良いとあって、インテリア好きにファンが多いのも納得です。
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handbag編集部
プロのライターと一緒に、等身大のおしゃれを日々発信。物欲を刺激する良品の数々、ビジネススタイルからカジュアルスタイルまで。今日から役立つメンズファッションの“いろは”を、わかりやすく紹介しています。
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